星に願いを 6話




「ねぇ、和馬?」
「ん〜?どうした?」
いつものように寝る前に理帆のおむつを換えているとじっとしたまま理帆が話しかけてくる。
俺は膝まで穿かせていたおむつを腰まで引き上げながら答える。
「わたしがこの体になって結構経つじゃない?元に戻れるのかな?」
「……小さくなった原因が分かれば何とかなるかもしれないけどなぁ」
「ちっさくなった原因かぁ……」
俺の言葉を受けて、理帆は小さくなった原因を思い出そうと唸る。
「ほ〜ら、動くなって」
唸りながら小刻みに動く理帆のお尻を叩き、ギャザーをしっかりと立ててやる。
「う〜、せっかく思い出しそうだったのに、和馬が叩くから忘れちゃった」
「それは俺のせいなのか?単に理帆が忘れっぽいだけじゃないのか?」
思い出しかけた原因を忘れたのを和馬のせいだと言う理帆に言い返しながら、ズボンを広げる。
「ほら、足通して」
足元に大きく広げられたズボンを見て理帆は通しかけた足をズボンの上で止める。
「どうした?いつまでもそんな格好じゃ風邪引くぞ」
「わたし子供じゃないんだから、わざわざ広げてもらわなくてもズボン穿けるんだけど」
最初は理帆が何を言いたいのかわからなかった和馬だったが、理帆の言いたいことに気づきズボンを手渡す。
「そうだったな。子供じゃないもんな、ごめんごめん」
受け取ったズボンに足を通してる理帆の頭を和馬が撫で回す。
「う〜、だから〜それが子供扱いしてるの〜」
唇をとがらせながら、頭に置かれた和馬の手を払う理帆。
その仕草を見て和馬は思わず笑ってしまう。
「む〜なによぉ。いきなり笑っちゃって変なの」
「…い、いやぁ、だってなぁ…」
何かを言いかけて再び笑い出す和馬。理帆は構うことなくズボンを穿き終える。
「それでっ、どうして急に笑い出したの?気になるんだけど」
いつものようにズボンの中に手を突っ込み、おむつの当たり具合を調整しながら理帆が尋ねる。
「…いやぁ〜、なんかちっさい理帆もかわいいなって思ってさ」
「なっ……」
正対して真顔でそんな恥ずかしいセリフを聞かされ、理帆の顔はいきなり真っ赤になる。
「…あっ、別に普通の理帆がかわいくなかった訳じゃないから、そこんとこは勘違いするなよ?」
(……どうして真顔でそんな事言えるかなぁ…。やだ、なんか熱くなってきちゃった)
和馬のいきなりの告白に思わず手を止めてしまった理帆は、再びズボンの中で手を動かしだす。
「んっ……」
ちょうど股の部分に差し掛かったとき、思いがけずおむつの上からクリトリスを刺激してしまった理帆。
久しぶりの刺激に思わず声が出てしまい、咄嗟に口を押さえる。
(やだ、おむつ越しなのにすごく感じちゃった。…そういえば2週間Hしてないんだっけ)
「どうかした?顔赤いけど」
「なっ、何でもないっ。も、もう寝よ?和馬明日もバイトだしさ」
クリトリスへの刺激の余韻に浸っていると、和馬が声をかけてくる。
理帆は慌てて、もうすぐ日付が変わりそうな時刻になっている時計を指差す。
「そうだな、夜更かしは良くないしな」
体が小さくなって寝付く時間が早くなった理帆にとってはかなり辛い時間だったりする。
「それじゃ電気消すぞ。トイレ行かなくて大丈夫か?」
「う〜、…うん。さっきおむつにしたばっかりだから……」
理帆は股の辺りに意識を集中し、おしっこが出そうか確かめる。
もっとも、数分前に和馬にお漏らしを指摘されおむつを交換したのだからおしっこが出るはずも無い。
「そうだったな、いっぱい出てたし今夜はおねしょしないといいな」
「……う、ん」
体が小さくなって最初の夜、理帆はおねしょをした。
それ以降、毎晩のようにおねしょをしている。
もっとも、初日から和馬が寝る時もおむつをさせているおかげで布団や和馬への被害はまだ無い。
もっとも、理帆も自分がお漏らしをしてしまうことにある程度は慣れてきたのか、そこまで気にしている様子も無い
「さ、寝よう。明日起きられなかったら、朝ごはん無いからな」
一足先にベッドに入った和馬は、冗談を言いながらタオルケットをめくって理帆の入るスペースを作る。
「う〜、ひどい〜。じゃあ、和馬があたしより遅かったら和馬ご飯無しね」
和馬の空けてくれたスペースに寝転びながら、さっきのお返しに理帆も冗談を言う。
理帆の冗談を笑って流しながら、和馬は理帆が隣に収まったのを確かめて灯りを消す。
「……ね〜、かずまぁ」
「どした?」
灯りを消してから数分。黙っていた理帆が甘えるようなに声をかける。
「あのね……えっちしよ?」
「はぁ?本気で言ってんの?」
いきなりのぶっとんだ発言に眠りかけていた和馬の意識が一気に覚醒する。
「そりゃ、結構してないから溜まってるけど。って、なにやってんだ?」
ふと気づくと、自分のお腹の辺りに微かな重みを感じる和馬。見ると理帆がよじ登っていた。
「んふ〜、キスするのも久しぶり〜」
すっかり気分が出来上がってしまったのか、とろんとした目つきで顔を寄せてくる理帆。
「んっ……」
和馬は避けるでもなく、ただ理帆のキスを静かに受け入れる。
「ぷぅ、ね〜かずま〜。しよーよー」
子供がお菓子をねだる様に抱いてくれとねだる理帆。
「しよーってな、その体で出来るわけないだろ?小学生を抱く趣味は無いよ」
抱きついてくる理帆をそう言いながら引き剥がす。
「ま〜、和馬がロリコンじゃ無いのは知ってるけどさ……」
「いや、そういうことじゃなくてだな。そもそも入るか分からないし、理帆に痛い思いさせるかもしれないからな」
実際に大人と子供がセックスを行えば、子供側が痛い思いをすることは間違いない。
理帆に痛い思いをさせたくない和馬の心配はもっともだ。
「うっ、確かに痛いのはやだなぁ……わかった、がまんする」
理帆も痛い思いをしてまでセックスをしたくはないのか、おとなしく引き下がる。
「元に戻ったらいっぱいしてやるから、当分我慢しような」
丸くなった理帆の頭を撫でてやる。
「…おやすみぃ……」
撫でられて気持ちよくなったのか、呟いたかと思うとすぐに寝息が聞こえてきた。
「ああ、おやすみ」
和馬も理帆の寝息を感じながら目を閉じた。

「ん〜」
少し間の開いていたカーテンから差し込んだ朝日が眩しくて寝返りを打つ理帆。
小さく丸まって寝ていた理帆の手が無意識に和馬がいるであろう場所を探る。
「…かずまぁ……」
しかし、理帆の手は布団の上を撫でただけで和馬の姿は無い。
和馬が隣にいない事に気づき、理帆は上体を起こして辺りを見回す。
「…かずま?」
不安げに呟く理帆の耳に、キッチンのほうから何かを刻む包丁の音が聞こえてくる。
タオルケットを抱きしめながら理帆はキッチンに向かう。
「かずま…いるの?」
理帆が恐る恐るキッチンを除くと、そこにはエプロンを着け朝食を作る和馬の姿があった。
「おっ、起きたか。おはよう、理帆」
理帆に気付いた和馬は手を止め、理帆の前でしゃがみ込む。
「もっと寝てても良かったのに。トイレか?」
「…目が覚めて、隣に和馬がいないから心配になって…」
泣きそうな目で話す理帆の頭をやさしく撫でながら抱き寄せる。
「…大丈夫、俺はどこにも行かないよ。ずっと理帆と一緒にいるよ」
「…うん…」
抱きしめたことで、理帆の不安も無くなったのか次第に表情も和らいでくる。
「さってと、落ち着いたところで朝飯にしたいんだが、その前に着替えてきたら?」
理帆を放し、頭を一撫でして理帆に聞く。
「…うん、着替えてくるね」
和馬の言葉に、お尻を触りおむつの具合を確かめてから頷く理帆。
理帆が寝室に戻ったのを見届けてから、朝食の盛り付けに取り掛かる和馬。
しかし、すぐにその手は止まってしまう。寝室の方からなにやら大きな音がしたからである。
「理帆?…どうしたの?」
心配になった和馬が覗いてみると、おむつを両足に通したままの格好で理帆が床に転がっていたのだ。
おおかた、立ったままおむつを穿こうとしてバランスを崩し転んだのだろうと和馬は予想する。
「かずま〜」
「はいはい、あれほど座ってから穿きなって言ってんのに」
転がったまま涙目で助けを求める理帆を抱き起こし、ベッドに座らせる。
「だってぇ、早く和馬の朝ごはん食べたかったんだもん」
「それはうれしいけど、でも毎度毎度転ばれちゃ怪我が心配だよ」
ベッドに座った理帆のおむつを膝上まで上げてやる。
ここまで上げてやれば理帆も一人で穿くことが出来るのだった。
「ここまで上げるだけなのに、なんでいっつも転んじゃうのかな?」
「ん〜、なんでだろうな」
そんな事を話しながら理帆はおむつをしっかりと引き上げる。
「服は自分で着れるよな。出来たら来いよ」
ちゃんと穿けているかを確かめて和馬はキッチンに戻る。
「もう、和馬ったら子供扱いしてばっかなんだから・・・」
和馬に文句を言いつつ、自分のしている紙おむつを見下ろす理帆。その口から大きなため息が漏れる。
「もっとも、おむつなんかしてたら子供扱いされても文句言えないか・・・」
しばらく、深刻そうな顔でおむつを眺めていたが、和馬が待っているのを思い出し着替えを始める。
「ん〜、これは短いから却下、これは子供っぽいから却下・・・これでいっか」
買ってあった服の中から散々選んだ末、理帆は真っ白なキャミワンピを着る。
「そーいえば、これって和馬が選んでくれたやつだっけ。どんな反応するかな」
理帆は鏡の前で変なとこがないか確かめてからキッチンに向かうのだった。

「そうそう、今日は大学に行ってくるから」
「そっか、今日は授業あるんだもんね」
向き合って朝食を食べながら今日の予定を話し合う。
「理帆は今日、何するの?」
「ん〜、レポートでもやってようかなぁ。」
サラダを食べていた理帆は、フォークを咥えたまま考え込む。
和馬もコーヒーを飲みながら、しばらく考え込む。
「…いーんじゃないの?だいぶ溜まってたみたいだし」
「…なんで和馬が知ってるのかは気になるけど、今日はおとなしくしてるね」
お互いにしばらくの間睨み合う。すると、和馬の携帯電話が鳴り出す。
「おっと、そろそろ時間か。それじゃあ行って来るからな」
アラームを止める、時間を確認すると和馬はカバンを持って玄関へと向かう。
「んと、たぶん帰るのは4時くらいになると思うから。昼は、一応作ってあるから」
「うん、わかった。じゃあ、晩御飯の準備は私がしとくね。なるべく早く帰ってきてね」
出かけようとする和馬の服の裾を理帆が引っ張り、引き止める。
「ん?どうかした?」
振り向いた和馬に理帆はかがむように手で合図をする。
「ん〜、いってらっしゃい」
かがんでもらってもまだ背が足りず、背伸びをした理帆は、和馬の頬に唇をつける。
「…おお、いってきます」
予想外の出来事に、和馬はしばらく固まっていたが我に返り赤くなった顔を隠すように俯いて出て行く。
「ありゃ、和馬照れたのかな?」
急ぎ足で外出して行った和馬を微笑みながら見送る理帆だった。

「ん〜、んぅ・・・・・・はえ?」
机に突っ伏して眠っていた理帆は状況が分からないといった様子で目の前のノートパソコンを見つめる。
「・・・そっか、レポートやってたんだっけ。お腹いっぱいになったら眠くなっちゃった」
言いながら目をこする理帆の頬にはよだれの跡がしっかりと残っている。
それに気付いた理帆は慌ててふき取りながら時計を見る。
「一時間も寝ちゃってたんだ。・・・和馬、まだかな。ん〜〜」
和馬が帰ってくるのはまだまだ先。そのことは理帆も分かっているがつい声に出してしまう。
不自然な体勢で寝ていたため、硬くなった体をほぐすため体を動かす。
「あ、またおねしょしちゃったんだ。さすがに替えないとまずいわよね」
体を動かしたことで、濡れたおむつに気が付く理帆。自然とおむつの中に手を差し入れる。
「わ、すごい。溢れそうになってる・・・・・・下手に動かないほうがいいかな?」
おむつの中は、吸収し切れなかったおしっこで表面がべちゃべちゃになっていた。
動かないほうがいいと思った理帆はワンピースの裾をたくし上げ、おむつをむき出しにする。
「んっと、確かここが切れたはず・・・・・・」
丸見えになったおむつのサイド部分に手をかけて、ゆっくりとちぎっていく。
両側をちぎり終え、理帆が手を離すとおむつがパンツの形を失って床に広がる。
「ふう、これで漏れる心配はないわね・・・・・・」
広がったおむつを眺め、つぶやく理帆。しかしどこか様子がおかしい。
おむつを外したているのに、濡れたおむつの上から動かずおむつの表面を指先でなぞっている。
「こんなになっちゃうんだ。…ぶにぶにしてる」
うっすらとおしっこの溜まっている表面を押したりしていると、指が割れ目に触れる。
「…そういえば、昨日触ったときすごかったな。あんなに気持ちいいなんて……」
昨日、偶然触れたときの今までに無い快感を思い出し、自然と割れ目の上を指が移動し始める。
「あっ、やっぱり今までより…ちょっと違う。くすぐったい、のかな?」
未発達な体故の微妙な快感に、ただ身を任せる理帆。
しばらくすると慣れてきたのかだんだん指の動きが早くなってくる。
「んんっ、はあっ、だんだんきもちくなってきたかも」
弱い快感が徐々に体中に広がる感覚に、理帆はもはや快感を追い求めることしか考えることが出来ない。
理帆の指はさらに強い快感を求めるように割れ目の中へと潜って行く。
「んんっ、これもすごいっ、いつもとぜんぜん違うよぉ」
昨日の夜からムラムラしていた理帆の膣はすでに十分なほど濡れていた。
そのため、大人の体より愛液の出てない今の体でも十分に快感を得ている。
「んっ、ふぅ、んあっ…」
激しくなった動きで、キャミの肩紐がずれ落ち、上気してピンク色になった平坦な胸があらわになる。
また、胸を覆っていた部分が乳首を擦り、理帆に予想外の快感を与えていた。
「あっ、胸もこんなになってる。ちっちゃいのにちゃんと大きくなるんだ…」
胸からの快感に気付いた理帆は開いていた方の手で左右の胸を交互に刺激しようとする。
しかし、ふくらみが全く無い為うまく刺激することが出来ない。
「ん〜、どうにかして……あっ、これいい」
平らな胸相手に格闘しているうちに、押し潰すようにすることで快感を得るのに成功する。
「ん、んんっ、はぁ、くる、きちゃうよぉ」
割れ目からの快感に胸からの快感も加わり、快感の渦に飲まれ一気に登りつめいていく。
座っているおむつは、おしっことは別の液体で表面が光っている。
「はぁ、はぁ、かずまっ、かずまっ…」
激しく動く指に合わせて、愛しい人の名前を叫ぶ理帆。
そのため、玄関のほうでした小さな物音に気付いた様子は無い。
「かずまっ、だめっ、きちゃうよぉ〜」
絶頂までもう少し、ラストスパートをかける理帆の指が割れ目の中へと入っていく。
同時に、いないはずの和馬の声が聞こえてくる。
「り〜ほ、いい子にしてたか?帰った…ぞ…」
「えっ!かずまっ?…あっ、んんっ、ん〜〜〜〜〜っ…」
和馬の声に驚いた理帆は思わず、飛び上がる。
その拍子に割れ目に入れていた指が、奥深くまで入ってしまう。
「んんっ、はぁはぁ…え、うそっ、だめぇ〜〜〜」
予想以上に強い絶頂に、体が何度も痙攣する。
痙攣が収まったのも束の間、緊張が緩んだためおしっこが漏れてくる。
おしっこを吸収するはずのおむつの上に座っているが、吸収されずに床に漏れ出していく。
「り、りほ?」
絶頂の余韻で放心状態の理帆。しかし、急に和馬を睨み付けてくる。
「ちょ、理帆?」
「ううっ、和馬のばかぁ。びっくり…したんだからぁ」
睨み付けたかと思うと、今度は急に泣き出す。
和馬はどうしたらいいか分からず、その場に立ち尽くしてしまった。


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